修行職の強い柔整業界も
今はいろいろな変化があります。
一昔前は
『1人前になるのに10年』と
言われ僕もそういわれ続けていたので
疑問も持たずにやっていました
(これについては明確な根拠はありません)
しかしいま10年同じ仕事を続けていると
時代が変わってしまい
全くオワコンになる可能性が
出る職種が出る可能性も飛躍的に上がるように
思います。
僕自身1つの職場で長く働くスタイルで
ここまでやってきましたが
今の勤務する柔整師にとって
理想的なキャリア形成とは何か
考えていきます。
前提として
まず前提として開業を目指すなら
10年かけてはいけない。そのように思います。
ぼくは不器用でどんくさいので
神楽坂に開業するまで
14年かかっていますので
なおさらそれは声を大にして言いたいと
思います。
できるならぎゅっと密度を濃くして
開業までは5年以内にやって欲しいと
思います。それは難しい話ではないと思います。
1つの職場に長く働く場合
この場合は、院長が社員に対して
キャリアアップの場を用意することを考えているかが
重要です。
言ってみれば『分院展開』ですね。
スポーツだって練習するよりも
公式戦をした方がレベルアップは数段多く望めます。
整骨院も同じです
勤務で指示に従ってやるよりも
自分で考え院を運営していくことの方が
治療家としても経営者としても
人間としても大きくなれるそのように
思いますのでそういう展開を考えている院長の元で
働けるなら
1つの職場に長くいるってことは
メリットがありそうです。
ただ若い子たちは
けっこうパパパーと辞めていくので
なかなか腰を据えて1つの職場にという概念は
わかりづらいという面もあるし
開業をしたいという若い子も少ないので
どうかなというところもあります。
仕事を変えていく場合
ぼくはこういう経験がないので
想像の域でしかないのですが
色々な人脈が広がりそうですね。
それとか、欲しい技術に力を入れているところに
あえていって集中的に学ぶことも可能
色々な幅が出ます。
全く別のやり方をそれぞれ自分なりに
かみ砕いて
俺流の治療法を確立できれば
最高ですね。
必須な勉強
柔整師として必要なスキル、知識は置いといて
経営の知識、ブランディングやマーケティング
(柔整にはかなり欠けている要素です)
これらを主体的に学ぶのは
もちろんですが
そういうことも教えてくれる
治療家はいいですね
僕も今最も苦戦しているところです。
最終的な達成をどこに持っていくか?
ざっとでしたが、最終的には
自分がどうしたいかということが明確であれば
そちらに自然と足が向くし
未来は切り開いていけるはず。
こういう危機的な状況でも
若い柔整師たちは
良い機会だと思って行動してくれれば
何よりですね。