
仕事柄年配の患者さんと
対峙することがあります。
最近は介護のデイサービスなどでも
マシン設備を常設して
安全に筋肉をつけることが
できているせいもあって
高齢者全体的に
元気な印象が強くあります。
しかし専門のトレーナーにならっているわけでもないし
トレーナーだとしても
高齢者の様態をわかっていないトレーナーも
多く一方では
逆に痛くなったり
効果が最大限出せていないケースも
けっこうあります。
そこで自分の両親が
何か体を鍛えようとか
少し運動してみようと
思ったときに
アドバイスしてあげると
いいことを
ここで伝授します。
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目次
様々な運動から何をチョイスするのか?
筋トレや運動と言っても
様々なものがあります。
高齢者であれば
無料体験へ行ったりそんな余裕はないかも
しれません。
そう考えると
手軽に短時間でできるもの
に限られます。
そこでおススメは?
そこでおススメなのですが
僕個人の経験からも「スクワット」が断然おススメ。
このトレーニングの良い所は
- 筋肉が60%集中する下半身及び体幹部分を効率よく鍛えられる
- 腹筋をやらないでも体幹が強化できる
- 動員する筋肉が多い為カロリー消費も多い(ダイエット効果)
この点で優れています。
僕も下半身をしっかり鍛えてますが
翌日は筋肉痛で歩行がきつくなります。
一方でデメリットとして
- 腰を痛めないか?
- やり方が難しいのでは?
などのデメリットも
ありますが自重(何もおもりなど使わない)で
やる場合はその危険性は
少ないと考えていいでしょう。
膝をしっかり曲げなければ(フルスクワット)
その危険はかなり軽減できます。
フォームに関しては
難しいというのは先入観で
慣れてしまえばそのようなことは
ありません。
もうすでに膝が痛いんだけど
高齢者の中にはもうすでに膝が痛い方も
いらっしゃいます。
このような方たちはまず痛みを優先して
取るべきですが、痛くても膝を曲げ切らなければ
できます。いわゆるハーフやクオータースクワットです。
ウオーキングで筋肉はつかない
よく遭遇するケースですが
筋肉をつけるために盲目的に歩いて
いる方がいますが
歩いても筋肉はつきません。
まずその前提をはき違えないようにしてください。
筋肉はカロリー消費が距離に応じて
期待できますが
筋肉をつけることには
つながりません。
先読みで対応しよう
いつも言いますが
痛みが出て健康を害してから
ありがたみに気づくものです。
そうではなく
歳をとると痛みが出ること
これは前提として
準備をする
ことが大事だと思います。
この記事を書いた人
- 院長/柔道整復師・ブロガー・矯正治療家
-
『キョウセイですべてかわる』ウナギ式背骨矯正法で健康を取り戻します。
開業以来1500日更新のブログ。フランス人まで来院する国際的な整骨院。
4年目に入りましたが淡々と診療にあたっていきたいと思います。
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