春になると「運動を始めよう!」という気持ちが湧いてきますよね。新年度のスタートに合わせてジムに通い始めたり、ランニングを始めたりする人も多いでしょう。でも、いきなり無理をすると、逆に体を痛めてしまうことも…!
春の運動、意外な落とし穴とは?
春は気温が上がり、運動しやすい季節ですが、次のような理由でケガや体調不良が起こりやすいです。
寒暖差による筋肉の硬さ → 朝晩はまだ冷えるため、筋肉が十分にほぐれていない
久しぶりの運動によるオーバーワーク → 急に頑張りすぎると、筋肉痛や関節痛の原因に
花粉・気候変化の影響 → 花粉症や急な気温変化で体調を崩しやすい
運動を習慣化するには、「ケガしない」「ムリしない」「続けやすい」ことが大切。では、具体的にどんなことに注意すればいいのでしょうか?
春の運動で気をつけるべきポイント
① 準備運動&ストレッチをしっかり!
「久しぶりの運動で張り切ったら、翌日動けなかった…」なんてこと、ありませんか?
運動前にしっかりウォーミングアップをすることで、筋肉や関節がスムーズに動き、ケガを予防できます。
おすすめの準備運動
ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)
(例)腕を大きく回す、足を前後に振る、軽くジャンプする
関節をほぐす
(例)足首回し、股関節ストレッチ
NG!静的ストレッチ(じっと伸ばすストレッチ)は運動後に
運動前に筋肉を長く伸ばすストレッチをすると、パフォーマンスが落ちるので注意!
② いきなり全力はNG!ペースを徐々に上げる
「せっかく運動するなら、ガッツリやりたい!」という気持ちはわかりますが、いきなり強度の高い運動をすると、筋肉や関節に負担がかかりすぎてしまいます。
運動の強度を徐々に上げるのがポイント
初日は軽めに! → ウォーキングや軽いジョギングから
2〜3日ごとに強度をUP → 体が慣れてきたら、スピードや時間を少しずつ増やす
筋トレは低負荷・高回数でスタート → いきなり重いダンベルを使うと関節を痛める
「物足りない」くらいでやめるのが、実は長続きのコツ!
③ 水分補給&栄養補給を忘れずに
気温が上がると汗をかきやすくなり、脱水症状や熱中症のリスクが高まります。特に春は「まだそんなに暑くないから大丈夫」と思いがちですが、実は汗とともに水分・ミネラルが失われています。
運動中の水分補給のコツ
こまめに飲む(喉が渇く前に!)
スポーツドリンクは飲みすぎに注意(糖分が多いので水やお茶も活用)
運動後はプロテインやタンパク質を補給(筋肉の回復を助ける)
バランスの取れた食事も、疲労回復や体づくりに大切です!
④ シューズ&ウェアを適切に選ぶ
特にランニングやウォーキングを始める人は、靴選びを間違えるとケガの原因になります。
シューズのチェックポイント
クッション性のあるものを選ぶ → 足の負担を軽減
サイズが合っているか確認 → つま先に少し余裕があるものがベスト
ソールの減りを確認 → 古い靴はクッション性が落ちている
また、春は気温の変化が激しいので、重ね着ができるウェアを選ぶのがオススメ!
春からの運動を「習慣化」するコツ
運動は 「最初の3週間」 が肝心!この期間を乗り越えれば、習慣化しやすくなります。
目標は「週2〜3回からスタート」 → 無理のない頻度で続ける
「運動をしたらカレンダーに○をつける」 → 視覚的に継続を実感できる
運動後のご褒美を用意 → 美味しいプロテインやお風呂の時間を楽しみにする
習慣になると、運動が苦ではなく「当たり前の行動」になります!
まとめ:春の運動は「準備」と「ペース配分」がカギ!
春は運動を始めるには最高の季節。でも、無理をすると続かない&ケガのリスクもあるので、しっかりと対策をしましょう!
準備運動をしっかり!ウォーミングアップでケガ予防
いきなり全力NG!徐々にペースを上げる
水分補給・栄養補給を忘れずに
シューズ&ウェアを適切に選ぶ
運動を「習慣化」する工夫を!
この春、新たな運動習慣を無理なくスタートして、健康な体を手に入れましょう!