■ 「最近の20代は打たれ弱い」は本当か?
整体院でもどの業界でもよく聞くこの言葉。
ただ実際に20代と毎日向き合っていると分かるのは、
打たれ弱いのではなく、成功体験の“ストック”が少ないだけ。
経験が少ないから、何が正解か分からない。
それなのに「自分が悪い」と抱え込みやすい。
だからこそ 声かけの“型” が重要になります。
① まず“認知”を渡す声かけ
伸びるスタッフは、上司から必ず 事実ベースの認知 を受け取っています。
- 「今日の新規さんの説明、すごく聞き取りやすかった」
- 「表情がやわらかくて、安心感が伝わってたよ」
ポイントは
成果を褒めるのではなく“行動”を認知すること。
行動が認知されると、再現性が生まれます。
② 次に“感覚”を言語化してあげる
20代がつまずくのは、
自分の実感が言語化できていないとき。
だからこの声かけがあると急に成長します。
- 「いまの説明、患者さんの理解が一段深まったの分かった?」
- 「施術の“入り”が良かった感覚ある?」
上司が感覚を確認してあげることで
感覚 → 言語 → 再現性
という成長ルートが生まれます。
③ 最後に“確信”を渡す
スタッフが一気に伸びる瞬間は、
この“確信”が入ったとき。
- 「あなたは必ず伸びるタイプだよ」
- 「この調子なら来月、数字も変わるよ」
- 「任せられる領域が増えてるよ」
本人の中に
“自分にもできる”という確信が入った瞬間、行動量が跳ね上がります。
■ 距骨サロンが人が育つ理由は“設計されたコミュニケーション”
あなたの院は
- 1on1
- 雑談の重要性
- 行動認知 → 感覚 → 確信
この3つが自然と回っている。
だから人が育ち、
素人からでも5ヶ月で院長まで到達する仕組みが生まれているわけです。
スタッフ育成に悩む院は多いですが、
実は“声かけの設計”があるだけで成長スピードは桁違いに変わります。





