整体や施術の世界では、
「技術があればリピートする」
と思われがちです。
でも実際は、触る前にほぼ決まっています。
① 今の状態を“言語化できるか”
お客さんの多くは、自分の身体を
「なんとなくおかしい」
「よく分からないけど不安」
という状態で来られます。
ここで
- どこが
- なぜ
- どうなっているのか
を本人が納得できる言葉で説明できるか。
この時点で
「この人、分かってる」
という評価はほぼ固まります。
② 症状の“予測”が当たるか
例えば
- よくつまずく
- 階段が怖い
- 雨の日に調子が悪い
こうしたことをこちらから言い当てると、
一気に空気が変わります。
なぜなら、
未来や日常を見通せている=身体を立体的に見ている
と伝わるからです。
「よく転ぶでしょう?」
この一言が刺さる理由はそこにあります。
③ 今後どうしたいか、ストーリーを作る
人は
「治ります」
だけでは動きません。
- どうなったら楽なのか
- 何ができるようになりたいのか
- その状態が続いたら生活がどう変わるのか
未来の自分をイメージできた時に、
通う理由が生まれます。
④ もっとも悪くなった場合を伝える
これは避けがちですが、実は重要です。
脅すのではなく、
現実的な延長線を伝える。
・今の使い方を続けたら
・今の負担が積み重なったら
どうなる可能性があるのか。
人は
「良くなる未来」だけでなく
「避けたい未来」でも動きます。
⑤ これまでの経過を一緒に振り返る
できれば
- 子供の頃
- 部活
- 仕事
- ケガ
- 靴や生活習慣
ここまで遡ると、
症状が突然起きたものではないと分かります。
「全部つながってたんですね」
この一言が出たら、信頼はほぼ完成です。
まとめ
お客さんがリピートするかどうかは
- 技術の前
- 効果の前
「理解された」と感じた瞬間に決まっています。
説明できる
予測できる
未来を描ける
最悪を伝えられる
過去を一緒に振り返れる
これはセールスではありません。
医療・施術としての“誠実さ”そのものです。





