柔整の専門学校在学中は
学業に専念、整骨院を見てみたい、
いやいや今やっているバイトは時給高いから
辞められないよ
などなど国家試験を控える柔整及び鍼灸などの
学生の皆さま
それでもちょっと現場見てみようかな
という学生さんはいらっしゃると
思います。
最近学生が何人か入り
色々と僕も
思うところがあります。
その一端を経営者の視線でおはなしできたらなと
思います。
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思いのほかブラック治療院が多い
柔道をベースとした完全なる上意下達の体育会系
『オラオラ』した柔整師は多いと思います。
業界も保守的で閉鎖的なところは
まだまだ多々あるので
未だに理不尽なことが横行している話も
よく聞きます。
狭い世界にいると
正しくないことも正しくなってしまう
(それがブラック企業)
ことが往々にしてありますが
(技術系はかなりあるでしょう)
個人的な感想にはなりますが
料理屋さんなどもそうですが
昔からの徒弟制度に縛られて
やっていることろはおそらく没落していくのではないかと
思うし
現にそういうところも散見しています。
(残念ながらブラックかどうかは面接ではわからない
ここにも書いていますが
『時代とともに変化する人のみ生き延びる』
これに尽きます。
労働力か教育か?
雇う方の経営者が
あなたを単なる『労働者』とみるか
治療家として『育てる』つもりがあるのか
大事なところだと思います。
単なる労働力になってしまうのは
働く方の意欲モチベーションもあるので
面接時には仕事に対しての
情熱をマックスで伝えましょう。
これは大事なことです。
ただ仕事したいのなら
たんに時給が良くて
楽な仕事はいっぱいあるので
そちらを選ぶべきだと
思います。
『技術を身につけるのは時間かかるよ』の罠
面接時にお決まりの文句ですが
『技術を身につけるのは時間かかるよ』
という先生がいますが
ちょっと警戒です。
長期的に技術を学ぶということをネックにして
労働させる、というニュアンスが含まれています。
僕の場合は全然逆で
技術を身につけるのは確かに時間がかかるんだけど
それをいかに最短で伝えるか
ということを大事にしています。
と伝えます。
それがうちのグループのやり方。
この技術は~の文言って
長期的に働かせるための口上じゃないかと
思うのは僕だけでしょうか?
出来るようになるのが早い方がいいのは当然で
それは普通なことだと思うですが
どういうわけか時間がかかる前提で話をします。
謎なところですが
そんなことを言っている僕がキャリアが長いので
このお話は説得力があると思います。
きつかったら戻ればいい
まー晴れて働くことになり
学業との兼ね合いもあります。
難しいなと思ったら
辞めればいいし
あくまでも国家試験をパスすることが
今の至上命題。
やらなければいけないことです。
だからあまり無理はしない方がいいとは思います。
ただ現場を見ながら
の国家試験後と学業のみの国家試験後では
雲泥の差が出てしまうということだけは言っておきます。
では鍼灸師が働くのは?
そうあとは鍼灸師が整骨院で働く場合
なるべくなら鍼灸をやっているところが
間違いないと思います。
ただ整骨院のしごとが意味がないかというと
そんなことは全然ないので
(整骨院の場合はたくさんの患者さんが診れる)
まーできればということで頭に入れてください。
歩みだした行動力をリスペクト
ただあなたが1番えらいのは
現場を見てみようということで
踏み出した行動です。
おそらくやっぱり合わなくて
辞めてしまってもその行動は
今後も生かせるし生かせてほしいと
思います。