何を当たり前なことをいまさらと
言われてしまいそうですが
何も考えずに運動前になんとなく
ストレッチをしてしまうことに懐疑的です。
その理由をお話しします。
これから大きな力を出すとき
例えば筋トレ。これから重いものを持つのに
ストレッチのように筋肉を弛緩させてしまっては
持てるものも持てなくなります。
筋肉の収縮に対してストレッチは弛緩です。
何にも考えずにセットとセットの間に
なんとなくストレッチ(特に腕)
している人は多数いますが
あれはいただけません。
アップで大事なことは体温を上げること、その日の調子を確認すること
競技に入る前は必ずどなたもアップはします。
そこで大事なことはこれから運動をします、という指令を
体全体に行き渡らせること、要は体温を上げるということです
だから適当な時間出来ればいいわけでオーバーアップになって
しまってはいけません。
もうひとつ大事なことは
その日の調子をカラダと対話して確認することです。
ですからアップ自体はいつも同じ調子にするべきです。
今日は軽め(場合によっては必要)とか今日はハード目に
といったことをやると前日との比較ができなくなってきます。
ミスチルを聴くとテンションが上がってくる
みたいな自然とスイッチが入る仕組みを
作りましょう。
ちなみに僕はコーヒーを飲むと
ブログスイッチがオンになります。
これは体調が悪くても(ほとんどないですが)
コーヒーを飲むと大丈夫になります。
こうやって書くことで暗示している部分もありますが・・
ストレッチを否定するわけではありません
ストレッチはするべきです。
そこは間違いありません。
僕が言いたいのは最も効果が上がる時間に
やりましょう!ということなんです。
全ての競技が終わったとき、寝る前
こんな柔軟性が理想??
ストレッチ自体大きな動きを伴うものではなく
ゆっくりと静かな動きが多いので
作用全体も鎮静効果があります。
ですか競技が終わるとき(クールダウン)
にやるのが最も効果が上がり
鎮静効果も活かせるものだと思います。
それとお風呂上がりの筋肉が緩み血行が良くなった
状態の時はもっとも効果を上げるチャンスです。
当たり前になりすぎて思考停止になっているものはいま検証すべし
これはストレッチに限りませんが
当たり前になりすぎて考えが及ばないことって
けっこうあります。
(3食食べる必要はあるのか?男は男らしくとは?・・・)
ストレッチを良い突破口として
思考停止を打開してみましょう。
思考停止は考えないでいいので楽ですから。
そこに罠があります。
【おっと!もうひとつ】
昨日は若手のホープと呑み。
去年会った時と比べて
表情が精悍になってました。
若手の台頭が日本を救います。
僕も頑張らないと。