春になり始めて活動量が増えているのか、捻挫やけがをして来院する患者さんが
増えています。毎年こういう流れはあるので、もうすぐ春だなという気になります。
ひどい捻挫になるとかなり腫れます。その『腫れ』を早く取ることが
治癒への近道です。最近は患者さんの認識によるとケガをしたら『整形外科』
というのが一般的ではありますが、整骨院で治療できる外傷もあります。
1回治してしまえば、次痛めた時にまた来てくれます。
それ自体が我々の仕事を啓蒙していく良い方法ですが
今回は捻挫での『腫れ』を早く取る方法を考えていきます。
足首を捻挫しました。くじいたのは筋肉でしょ?? | ウナホネくん日記
過去の足首の投稿です
腫れを取るのに1番良い方法は?
捻挫をすると腫れの出るものはかなり腫れます。
そうするとまずは『固定』なので
テーピング等で固定します。
条件が許せば『松葉杖』で完全に足をつかないように
できれば、完全なる安静が得られるので回復は1番早い
ですが仕事等ある中で、『松葉杖』をつくことができる
人は本当に限られると思います。
(かつて、ついてもらっていた症例はありますが・・)
ですから現実的には杖をついてもらうことは
難しいのでしっかり固定をするということが
王道。
そして腫れを早く引かす方法ですが
それは『足を高く上げておく』ことです。
なんだそれだけか?と言われてしまう恐れが
座っているときも同じように足を高く上げます。
足首が細くなるテーピング | ウナホネくん日記
足首のテーピングです
なぜ足を高く上げるのか?
それは『内出血』を抑えるためです。
捻挫をすると靭帯などの軟部組織が
損傷します。そうすると
出血が起こります。
(捻挫後患部が青紫になっていくのは内出血のせい)
見た目は毒々しいので重症感はありますが
各患者さんの血管の太さ、細さもあるので
内出血については個人差がかなりあります。
あまり気にしなくても良いと思います。
捻挫はくせになりますのでその都度しっかり治しましょう
捻挫はその都度固定をして治さないと関節そのものが緩くなってしまうので
くせになることがあります。
軽度なものだからといって、ほっておいて自然治癒力に任せるのは
やめましょう。
自然治癒力に任せると予後が悪いです。
【おっと!もうひとつ】
神楽坂界隈の桜はまだまだなようです。
今週末は微妙?かもしれません。
1から面倒をみるなんて時代錯誤かもしれませんが人を育てたい(求人募集!) | ウナホネくん日記
求人市場が活況になるのを見計らって募集です