人間はやもすれば
不安をあえて作りたいのではないかと思ってしまう
ことがあります。
僕の唯一の娯楽。
マンガタイムですが
直近で『課長島耕作』に着手しました。
もう30年くらい前のイケイケの日本企業と
その中で出世していく人の話なのですが
さぞかし華やかで猛進していく華麗なる
ストーリを予測していたのですが
内容は世界進出にあたって
アメリカの脅威を感じながらであったり
貿易摩擦であったり
総会屋絡みの話であったり
マンガ内でも書いてあったのですが
将来への不安を吐露する場面がけっこうあったりします。
今現在でも人は将来を憂いて
不安になったりしている人は多いと思うのですが
この漫画を読んで
『どんな時代であろうと直近の不安というものはなくならない』
ということがよくわかって
すごくホッとしました。
『不安』をつくりたがっているんじゃないかと
思っているくらい人間は不安が大好きなんだと僕も含めて思います。
(その不安を良きストレスと捉えて伸びていく人もいますが)
ただこれまでもそうですが
恐らくなんとかなるし
なるようにしかならない
そのように思います。
あまり不安になっても仕方ないとおもいつつ
これから昇進していく島耕作を楽しみたいと思います。