『しびれ』の症状というのは非常に厄介です。
しびれのイメージがなかなか掴めないという方に
一応補足すると
正座を長時間して立ち上がるときに
足がしびれてたてないことがあります。
このビリビリ感が持続的に続きます。
正座の場合は一過性ですが・・。
もうひとつ付け加えると
肘を謝って壁などに不意に
ぶつけてしまいます。そのときに
肘から先が『ビーン』と衝撃が走りますが
あれもそうですね。
処置が遅れると長期化する可能性が
なんでもそうですが、この『しびれ』に関しても
なんとなく気になるけど痛くてどうしようもないと
いうこともないし、まあいいか。となって
受診が遅れるケースが多くあります。
僕も多少ヘルニアの診断を受けたことも
あるので気にはほぼなりませんが
右すねがいつもしびれています。
こうやって意識にのぼると気になり始める。
寒い時期をまたぐ
しびれは寒冷刺激に弱いので一般的に
寒い時期は症状が強まることが多いようです。
ですからこれからはしびれを抱える人に
とっては辛い時期でもあります。
肩がこる作業が多い
PCを使わない仕事はいま少ないですが
一定の姿勢を保ちほぼ動かない人は
こういう症状をやはり悪くさせます。
かといって一切の作業を中止するわけには
いかないところがつらいところです。
まずは医療機関で精密検査を
まだしびれがあるけど病院での精密検査・診断を受けて
いないのであればそちらが先決です。その上で治療方法が
決められます。もちろん当院に初めに来ていただいても
かまいませんよ、もし然るべき医療機関を紹介する必要が
あればご紹介いたします。
牽引療法という治療
首だと固定して引っ張るので
向かない人もいますが、個人的には好きな治療です
効果ももちろんあります。
当院は狭くてこれがおけなかったので
牽引が必要な場合は手技でやってしまいます。
手技でやるメリットは
- 患者さん個人個人に合わせられる
- 機械的な引っ張り方にならない
- 症状を聞きながら施術できる。
などのメリットがあります。
首を固定する装具
見たことがある人もいると
思いますがこういうものもあり
首を固定するだけで症状がとれることがあります。
見てくれが悪いですが。
これは少し重厚なタイプです。
こちらは
ライトタイプ。女性はだいたいこちらを選びます。
しびれに関しても『安静を保つ』ことが重要です。
症状が固定化する前に
繰り返しますが、受診が遅くなると明らかに経過が
悪いのでまずは医療機関!に行きましょう。
正直、ほっておいてもいいことはなにもありません。
【おっと!もうひとつ】
もう明日が第3回ですが
ドラマ『無痛』面白いですね。
また久坂部羊さんの作品も
洗い出してみます。